「殺しの柳川」は極真会館にとって最高の虫除けだった

https://www.news-postseven.com/archives/20180917_752521.html NEWSポストセブンより

近頃何かと話題の空手界隈について調べてたら見つけた記事

要約すると、元々日本ではいわゆる寸止めルールを採用する伝統派空手が主流だったらしいんだが、1964年に朝鮮出身の大山倍達がフルコンタクトルールの極真会館を設立。1971年に、大山を主人公にした漫画『空手バカ一代』が連載を開始すると大人気となり、極真会館の会員も増加する

しかしその少し前から、伝統派空手を取りまとめている全日本空手道連盟(全空連)が、極真会館を吸収しようと圧力を強めだしたらしい。全空連の当時の会長は、競艇で有名な笹川良一。笹川は幹部ポストを用意して大山に全空連に入るよう説得するが、大山はこれを拒絶

この頃から、政財界に太いパイプを持つ笹川に対抗するためかどうかは知らんけど、大山の相談役として、当時山口組系柳川組を解散してヤクザから引退したばかりの柳川次郎が前面に出てくるようになる。柳川は大山と同じ朝鮮出身で、全空連との折衝や、『空手バカ一代』の原作者梶原一騎との揉め事の仲裁など、大山と深く関わっていく

とまぁ記事はこんな感じなんだけど

要するに極真会館は設立直後から暴力団元組長が関与していたってことで、おそらく当時現役だった暴力団員ともパイプがあったんじゃないかってのは容易に想像できる。でまぁそういうのはたぶん令和の今になっても変わらないんじゃないかなぁ。道場主とかコーチとかにも、そういう人たちが何人かはいるんじゃないの。っていう推測

ちなみに、近頃話題になってる少年空手大会も、どうやらフルコンタクト制だったらしい