https://www.youtube.com/@CriticalPast CriticalPastより
1932年5月8日、米国海軍の硬式飛行船アクロンは、大陸横断飛行のためニュージャージー州を出発し、3日後の11日にカリフォルニア州のキャンプ・カーニーに到着。そこでの係留作業中、太陽光で温められたヘリウムガスにより浮力が異常に上昇して制御困難となり、船尾が急上昇。係留クルーのうち4名が係留ロープにつかまったまま空中に引っ張り上げられた。1名は地上4.6mから転落し、腕を骨折。2名はさらに上空から転落して死亡。残り1名はかろうじて係留ロープに体を固定し、1時間後に飛行船の乗組員により救助された
キャンプ・カーニーは元々米国陸軍の基地で、1932年に海軍が飛行船の係留基地としての使用を開始。アクロンがこの基地に到着した初めての飛行船で、飛行船の係留の訓練を受けた地上クルーは皆無だったらしい
USS Akron
https://en.wikipedia.org/wiki/USS_Akron Wikipediaより
Camp Kearny
https://en.wikipedia.org/wiki/Camp_Kearny Wikipediaより