けっこう手間かかったけど、なんとかExcelに取り込めた。このノートアプリ自体が既に配布停止になってる(同名の別アプリに差し代わってる)んで役に立つかどうかはわからんけど、とりあえず備忘録
- NoteEverythingのデータをバックアップ
NoteEverythingのバックアップはSQLite形式zipファイルに保存される。 - できあがったzipファイルをPCにコピーし、解凍
- SQLiteの公式サイトからWindows用のSQLiteツールsqlite-tools-win32-x86-3400100.zipをダウンロード(「3400100」はバージョン番号なんで変わる可能性あり)
- ツールのzipファイルを解凍し、3つのexeファイルをC:ドライブのわかりやすいフォルダーにコピー
コマンドプロンプトを使うんで、第一階層あたりに短い名前の作業用フォルダーを作ると良い。exeファイルは1つでもいいかもしれないけど3つともコピーしといた - NoteEverythingのバックアップの「notes.db」を上記フォルダーにコピー
- 拡張子「.csv」の既定アプリを、UTF-8対応のテキストエディタに切り替える
データをCSV形式で出力するのだが、既定アプリがExcelのままだと文字化けしてしまうので、CSVの既定アプリをNotepad++等のテキストエディタに切り替えておく。 - コマンドプロンプトを起動し、上記フォルダーに移動
- コマンドプロンプトで下記コマンドを入力
sqlite3 notes.db
これでSQLiteツールが起動し、NoteEverythingのデータベースが開かれる。なお、「.tables」でデータベース内のテーブル一覧、「.schema Notes」でノートデータのテーブル構造を見ることができる。 - 下記コマンドを入力
.excel
次のコマンドの出力先がCSVになり、CSVの既定アプリで自動的に開かれるようになる。 - 下記コマンドを入力
SELECT _id,created_at,modified_at,title,body FROM notes;
各ノートのID、作成日時、更新日時(おそらく最終閲覧日時)、タイトル、本文がCSVファイルに出力され、CSVの既定アプリで自動的に開かれる。 - 開いたCSVファイルをわかりやすい場所に保存
- Excelを起動する
- [データ]-[テキストまたは CSV から]をクリック
- さっきのCSVファイルを開く
- [元のファイル]で[65001: Unicode (UTF-8)]を選択
- [データの変換]をクリック
- 右の[適用したステップ]の[ソース]をダブルクリック
- [改行]で[引用符で囲まれた改行を無視]を選択
- [OK]をクリック
- リボン左端の[閉じて読み込む]をクリック
- 作成日時と更新日時がUNIXエポックミリ秒(GMT)になってるんで、下記式でExcel日時(JST)に変換する
=セル/(24*60*60*1000)+DATE(1970,1,1)+TIME(9,0,0)
これでExcelへの変換は完了。なお、この状態だと本文内の改行が改行されず1行につながったまま表示されて少々見づらいんだが、自動で直す方法がわからないんでそのままにしてある(手動だとセルをダブルクリックしてEnterキーを押せば改行で改行される)