https://togetter.com/li/2599700 #Togetterより

Wikipediaによると、大本の元ネタはギリシャ神話に出てくるキプロス王ピグマリオンで、現実の女性に失望して理想の女性の彫刻を作ったところ、自分で彫った彫像に恋をしてしまい、寝食を忘れて衰弱していく姿を見かねた女神アフロディテが彫像に命を与えて、ピグマリオンと彫像は無事結婚できたっていう、現代日本のオタクにもウケが良さそうなストーリー
でまぁこれに名前を借りたのが、まとめのコメでも言及されてる、1912年に作られた戯曲「ピグマリオン」で、花売り娘の強い訛りを音声学教授が矯正し、さらに社交界でも通用するような上品な振る舞いを身に付けさせる話。この戯曲では、ギリシャ神話とは異なり、花売り娘は教授ではなく若い青年と結婚している(自分の意志を持つ自立した近代的な女性を描いた)
この戯曲「ピグマリオン」を元に、1956年にミュージカル「マイ・フェア・レディ」が上演され、また1964年にはオードリー・ヘプバーン主演で映画化もされた。このミュージカルと映画のラストでは、先の戯曲とは異なり、大本のギリシャ神話と同様に、花売り娘は教授の元に戻る結末になっている(小難しい話より、大衆に受けるわかりやすいストーリーにしたとも言われている)
で、この「マイ・フェア・レディ」をさらに(公開当時の)現代風にしたのが、1990年公開の「プリティ・ウーマン」で、花売り娘は娼婦に、教授は実業家に置き換えられている。ラストは「マイ・フェア・レディ」同様、実業家と娼婦はくっついて終わり。「プリティ・ウーマン」の評価は、評論家はともかく、一般観客的にはこのまとめにあるとおり賛否両論らしい。なお「プリティ・ウーマン」もミュージカルが2018年に上演されている
ちなみに自分自身はどれも見たことがない