https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02264 日経XTECHより

株木建設東京本社総務部は日経クロステックの取材に対し、「書類送検の事実は報道で知った。状況を注視する」と回答。当時の現場対応に落ち度は無かったとの見解を示した。「当時、建設業界には二酸化炭素消火設備の取り扱いに関する注意喚起がなされていなかったので、現場責任者は対応を想定できなかった」(同社)
二酸化炭素消火剤の説明を読んでて、そう言えば一時期事故が多発してたな、と思い調べてたら見つけた記事
株木建設は茨城県水戸市に本店がある社員357人の中堅ゼネコン。消防設備関係者や消防設備士の有資格者なら二酸化炭素消火設備の危険性は当然知ってるはずなんで、当時の株木建設には消防設備士がいなかったか、いても話をしづらい状況だったってことになる
事故を受けて、株木建設では、工事対象の建物を維持・管理する会社に所属している消火設備点検の有資格者により消火剤の噴出防止措置を実施することを契約の前提条件とする社内ルールを作った、とのこと
なお2022年より、二酸化炭素消火設備に関する法令が改正され、機械式駐車場みたいな無人施設であっても音声による警報が義務付けられている。ただし、既存の施設は今のところ対象外っぽい
ガス系消火設備 スピーカ [音声警報装置](株式会社コーアツ)
https://www.youtube.com/@Koatsu_Company_Limited 株式会社コーアツより